プロジェクト

女川町立保育所(女川町立しおかぜ保育所)

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宮城県女川町に建つ保育所です。

2019年3月にプロポーザルで特定(石森建築設計事務所と協働)され、基本・実施設計・工事を経て、今年4月に開園しました。

 敷地は旧女川第二小学校のグラウンドで住宅地(災害公営住宅)と町の中心をつなぎ、女川湾を望む都市景観軸にかかるように建つ園舎です。本敷地の特徴を活かし、こどもたちがたくさんの発見や感動を体験できる場をつくるため、外部との豊かな接点を持つことができるドーナツ型の園舎としています。

 遊戯室から3~5歳の以上児室、0~2歳の未満児室へ内部の機能に呼応し、連続的に高さを変える屋根の下、こどもと地域がゆるやかにつながる空間を目指しました。また、軒先からしたたり落ちる雨や既存法面を活かした「冒険のにわ」等、女川の豊かな自然を感じ、こどもたちの五感を刺激する建築となるよう計画しています。

 みんなと一緒に食事する空間として、園舎の中心に開放的で気持ちの良いランチルームを計画しました。天気のいい日は外のデッキもランチルームの一部になります。作業面を低くした大きなシンクでは魚を捌くなど、海の町・女川ならでばの食育活動が行える場所です。

 よくある保育園やこども園は敷地境界にフェンスを建て、エントランス側以外は近寄る事すらかなわないことが多く、こども達の活動や様子が見えにくい事もあります。本計画では園庭側にだれでも通り抜けできる公園・遊歩道的な「ふれあいの道」を設けることで、地域とこども達の接点をつくることを意図しました。

不審者・安全対策のため、フェンスを取り払うことが叶わない昨今の社会情勢の中で、日常的で実現可能な「ふれあい」をつくるべく、同じ軒の下で園児と地域住民が活動できる場を目指して計画しています。そこで交わされる日々のあいさつや見守り、それらが更なる交流に発展していく、地域に愛され地域に根付いた保育所となる事を願っております。

 

 (岩根敦+佐々木大+石森史寛(株式会社石森建築設計事務所)

施設概要

場所
宮城県牡鹿郡女川町
用途
保育所
竣工年月
2021年4月
延べ面積
1313.25㎡
構造
W造一部S造
階数
地上1階

メディア掲載

  • 仙台/宮城 建築マップ

受賞歴

2023年
タニタハウジングウエア 「屋根のある建築作品コンテスト2023」【非住宅部門】優秀賞
2024年
第44回東北建築賞「特別賞」