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SOP研修報告【宮腰】オーストラリア

  • 研修関連
  • 2019.12.10|宮腰紀子

オーストラリア メルボルン  日程2019年11月23日(土)~2019年12月1日(日)

 

■メルボルン居心地の良さ

古いヨーロッパ建築と先進的な建築の混在した街並み。

こじんまりとしながらも洗練された都市。トラム等の交通機関が充実していて、難しくないのが私にはありがたかった。緑と公園が多く空気もカラッと、身体も心も気持ちよく緩む日々。

そして人が親切。私は、どこでもすぐに人を頼るのだけれど、さて困った?というそんなオーラも自然に察知してさらりと声をかけてくるという印象。移民を受け入れてきた文化の背景なのかな?・・・多様性って、こういうことなんだろうなと肌で感じられた。私もそうありたい。

写真1フリンダーズストリート駅写真2City内トラム 写真3王立植物園写真4ワイン屋の兄ちゃん

 

■知人宅にホームスティ

約20年来の友人Fardとその家族。 図々しくも一週間滞在。仕事のこと、家族のこと、健康であることの意味、未来のビジョン、沢山の話をしてきた。彼ら家族が、自国(イラン)の文化も大切にする姿勢やネットワーク構築のヒントすべて「ほほぉ。なるほど~」と思うことばかり。今求めていた情報が、ものすごい勢いで身体の中に入ってきた満足感がある。

写真6トラムでお出かけ写真7ランチ

 

■RMIT大学

RMIT大学へFardの研究室訪問。日本企業や病院との(救急医療)共同研究。学会準備、学生指導、講義etc、いつも忙しい人だとは思っていたけれど、改めて生活ぶりを見ていると、彼の時間の使い方、物事を整理するスピード、学生との良い関係を構築している姿にはひたすら尊敬。学生さんが研究の説明をしてくれた。それにしても研究施設、敷地規模が桁違い過ぎた。

写真5Fard

 

■大自然(グレートオーシャンロードetc)

Wifiのおかげ?で、いま地球のこの場所に立っているんだという事がよくわかる。海の様子も全く違うし、自然の力で年月をかけて現れたこの景観に圧倒されながら、地球は広いと再認識。

自分の居場所だけで、あれこれ考えてきたことが、すっと引いて捉えられるスケール感の中に立ててよかった。

この研修、毎度の事ながら、いったん日常から距離を置いて、落ち着いて考え、深呼吸する時間になっている。色々取り入れ受け入れることも大切、逆に必要なものを見定め、今この瞬間に集中することを繰り返していれば、きっと何か光が射してくるような気持ちにもなり・・・広いひろーい海を見ながら、幸せな気持ちを胸一杯に感じて帰路につきました。

2020年も頑張っていけそうです!

写真11グレートオーシャンロード