プロジェクト

宮城県登米総合産業高等学校

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交流による相乗効果を生み出す校舎

 本計画は、複数の専門分野の知識や技術を合わせ持った人材を育成することを目的に、既存の4校を再編し、農業・機械・電気・情報技術・商業・福祉の6学科に統合した県内初の総合産業高校である。

 旧上沼高等学校の限られた敷地内に建設しなければならないこと、多学科の統合による騒音対策や暗室など特殊な条件を必要とする多数の実習教室が必要となること、総合産業高校という特性上、地域住民や企業等の来校者の利用・交流が多いことから、校舎全体をコンパクトでわかりやすく、機能的にする必要があった。

 そのため、採光環境に優れる南側に教室棟、通学路・正門のある東側に管理棟、教室棟と距離をとった北側に実習棟、北西からの冬季卓越風への防風対策として西側に屋内運動場棟と、必要とされる機能に対応した4棟の分棟とし、中庭を中心とした“ロの字型”のわかりやすい配置計画とした。

 各棟での交流を生み出す仕掛けとして、回遊性のある行き止まりのない廊下をつくり、廊下に面してアルコーブや吹抜けを設けることで、コミュニケーションの場や立体的な“見る・見られる”の関係性を生み出し、学科間での交流の活性化を意図した。

 また、各棟の中心に位置する中庭は、正門のある東側に開き、共用性の高い総合産業教室や、飲食スペース、屋内運動場などを中庭に面するように配置し、直接アプローチできるようにすることで、生徒・先生だけでなく来校者が入りやすく交流しやすい場となるよう意図した。

(江田紳輔+宇都宮俊(元スタッフ))

施設概要

場所
登米市中田町
用途
高校
竣工年月
2015年3月
延べ面積
16,347.38㎡
構造
鉄筋コンクリート造+鉄骨造
階数
地上4階

受賞歴