プロジェクト

一関市立興田小学校

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地産地消による地域に根ざした学校

 地域の5つの学校の統合による小学校です。

 5校の統合は全国でもめずらしく、学校づくり推進委員会のリーダーシップのもとに進められました。

 設計期間中は約50人からなる学校づくり推進委員会と何度もやり取りし、計画の詳細は各校先生方からの要望を丁寧に対応しながら詰めていきました。

 建物の特徴は、統合を象徴する五角形のシンボルタワーと、それを囲むようなロの字型の施設整備、全校児童が集まれる多目的ホールなどです。 

 校舎の構造はRCとしながら、瓦屋根や土壁で、小学校に相応しい温かみのある外観とし、内部は県産材を豊富に用いて積極的な木質化を図りました。

 また林業振興も考慮した木質系ペレットボイラーを熱源とする床暖房を採用するなど、地産地消の仕組みを多く取り入れました。

(杉本光司)

施設概要

場所
岩手県一関市
用途
小学校
竣工年月
2006年3月
延べ面積
3,300㎡
構造
校舎:RC造 プール:木造
階数
校舎:地上2階 プール:平屋

受賞歴