プロジェクト

宮城県古川黎明中学校・高等学校

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交流を促し、生徒の豊かな個性を育む一体感のある 豊かな校舎

 本校は平成17年4月から旧・宮城県古川女子高校を改修し、県内初の公立中高一貫教育校としてスタートしましたが、校舎の老朽化と中高一貫校としての空間構成に課題があり、新校舎を隣接する第二グランドに改築することになりました。「中高一貫の進学校として相応しい学習環境を創出する」ことを目標に以下を基本方針として計画しました。

  • 中高一貫校の特徴を活かし、交流を多様に生み生徒の豊かな個性を育む空間づくり
  • 生徒が学習・教科への魅力を感じ、能動的、自主的に学ぶ環境の創出
  • 周辺環境、地域との調和・共生に配慮した計画

 周辺環境との関係から、校舎をコンパクトに計画する必要がありましたが、これを逆手に一体感のある機能的な校舎、さらには外壁面積を最小限とするなど、コスト縮減にもつながる計画を目指しました。

 校舎中央に活動的な広場的空間(中庭・アリーナ)を配置し、周囲に“ロの字”の回遊動線を巡らせ、各機能(諸室)を適切な位置に配置する構成とすることで、“見る、見られる”等、多様な交流の機会を生み、生徒同士が相互に触発されやすい空間構成としました。

(江田紳輔)

施設概要

場所
宮城県大崎市
用途
中高一貫教育校
竣工年月
2013年6月
延べ面積
15,325.93㎡
構造
RC造
階数
地上4階 地下0階

メディア掲載

  • 近代建築(2013年9月)

受賞歴