昨年度SOP研修にて開始した子どもの居場所に関する研究結果の速報を、下記の場で発表してきました。
・8/26、日本建築学会大会@明治大学
・9/12、ISAIA(International Symposium on Architectural Interchange in Asia / アジアの建築交流国際シンポジウム)@京都工芸繊維大学
学会大会では全国の居場所へのアンケート調査とヒアリング調査の結果の概要を、ISAIAでは実務で設計した2件の子ども第三の居場所を通して見えてきた課題について、プレゼンテーションしました。
前者の機会に合わせて研究室の会合もあり、リモートでの研究活動のため意外と対面ではお会いしていない研究室の方々と会えて各々の成果に刺激(と焦り)を受けました。
後者は普段経験しない英語での発表。新鮮な経験となりました。
実作を通して、説明することができるのは今回のような国際的な場面では有利であると感じました。
発表後、学外・社外の方から鋭い質問や指摘をいただき研究の方向性を研ぎ澄ますよい機会となりました。
また自分と同じように、社会人として働きながら博士課程に在籍されている方ともお話する機会があり大変励みになりました。
今回の研究では、最終的に16施設の施設を訪問して貴重なご意見を伺うことができました。
一口に子どもの居場所といってもその地域のニーズや運営側が目指すところは様々であることがわかりました。
現在、施設運営上の方針と建築計画の関係性について査読論文としてまとめ今年度中に投稿予定です。