
弊社ではこれまで地域に根差した設計事務所として、小・中・高校生を対象にした教育活動に取り組んできました(これまでの活動について詳しくはこちらをご覧ください)。未来の設計者を育む意味を込めて、昨年度から教育活動を「SOPジュニア」という名前で行い、発信しています。
4月19日、弊社の江田が監督(ヘッドコーチ)を務めるアイスホッケークラブ「仙台ジュニア」の子どもたちを招いて、建築家の仕事に関するレクチャーを行いました。当日は小学生から中学生まで、計23名に参加いただき、前半は建築クイズや設計の仕事のレクチャー、後半は自分たちの体の寸法をもとに身の回りの物の寸法を測る体験学習を行いました。


元々建築家の仕事にそれほど関心が無かった子どもたちも多いと思いますが、小学校の設計についてのレクチャーに聞き入っている姿がとても印象的でした。




体験学習は、普段から一緒にアイスホッケーに取り組んでいるメンバーだからこその素晴らしいチームワークで各々工夫しながら取り組んでいました。天井の高さを測る際も、肩車をするチーム、壁のタイルの寸法を参考に推測するチームなど、どのチームも個性的な測り方をしていました。

身の回りの寸法を推測し、答えが正解に最も近かったチームにはプレゼントとして建築家にとって欠かせない仕事道具である三角スケールが贈呈されました。


レクチャー・体験学習の後には監督自らが子どもたちの質問に答えるコーナーを設け、子どもたちは監督の普段とは違う「仕事での姿」を垣間見ることができたようです。子どもたちからは「監督かっこいい!」という感想もいただきました。


レクチャーの最後に弊社のパンフレットをお配りしました。子どもたちがパンフレットを夢中で読んでいる様子を見ていると、私たち社員もとても嬉しく感じました。今回のレクチャーが、建築家の仕事や自分の将来について考えるきっかけになればと思います。
