
2023年より、山形大学大学院理工学研究科の修士課程に社会人修士として進学し、昨年(2025年)3月に無事修了いたしました。特別フレックスタイム制を整備していただき、リモートワークと併用しながら、業務と学業の両立に励みました。
修士論文では、日本近代建築史を専門に、「近代における地方大工の活動実態と技術伝播について ― 岩城家文書を中心に ―」をテーマとして研究を行いました。
修了に際し、理工学研究科の代表として“最優秀学生賞”を受賞いたしました。所属する建築デザインマネジメント専攻からの受賞は初めてだったようで、指導教員の先生方にも大変喜んでいただきました。選考理由としては、研究成果に加え、仕事と学業の両立、ならびに後輩指導などへの貢献が評価されたようです。
両立への不安を感じながら過ごした2年間ではありましたが、今回の挑戦とその成果を通じて、新しい働き方を体現することができたと感じております。サポートいただいたSOPの皆様には心から感謝しております。
今年度からも、引き続き山形大学の博士課程に進学させていただくこととなりました。今後は、これまで以上に業務と学業の双方において成果を上げられるよう、一層励んでまいります。

