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熊本研修

  • 研修関連
  • 2016.08.22|岩根敦

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毎年恒例(!?)となった社内研修ですが、今年は国内OKということで、8/5(金)~7(日)熊本へ行ってきました。
東日本大震災で全国の皆さまから頂いた支援・厚意を是非恩返ししたい、と思いつつ、震災直後は行けず、危険度判定や罹災証明補助にも行けず…、タイミングを失っておりましたが、一念発起し遅ればせながら熊本に行くことができました。

熊本研修の目的は大きく2つ、建物の被災状況を見ることとボランティアをすることです。

震災から4ヶ月近く経過していたため、熊本市内では応急措置は完了し、「火の国まつり」が開催される前日だったこともあり、町には観光客も多く活気があふれていました。
一方で熊本城や個人住宅などまだまだ震災前と同じとはいえない状況でした。

 

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熊本市の南に位置する宇土市で被害の大きかった宇土市庁舎は解体のための仮囲いが設置されていました。
隣の敷地には仮設庁舎が建設され、翌日の開庁に向け、職員の方が引越作業をされていました。
確実に復興へ向け歩み出している、と感じました。

 

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熊本市の東、震源地だった益城町に足を踏み入れたとたん、大きな衝撃を受けました。
ここだけ時間が止まっている…、まるで震災直後と見紛う光景が目前に広がっていました。
今にも道路に倒れそうな住宅、崩落しかけた天井のまま物資を保管している体育館など避難されている方々を思うと胸が痛くなりました。

 

 

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もうひとつの目的であるボランティアは神戸でロシアンバーチを輸入販売されている㈱テツヤジャパンが行っている「復興支援ボランティア白樺隊」の活動に参加させていただきました。
「DIY復興ドーム」はドーム状の建物をロシア白樺耐水合板を使い1日でDIYでつくる、というものです。
詳細はコチラから。
http://ameblo.jp/russianbirch/entry-12188361206.html?frm_src=thumb_module
小さな一歩ですが、色々な方と知り合えたこと、自分の手と体を動かし役に立てた…かもしれないことで、少しだけ胸の痛みが小さくなりました。

 

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そしておいしい熊本名物をたらふくいただきました。これも被災地支援の一環(?)です。

 

今回の研修では熊本の方々の優しさと面倒見の良さ、人懐こさを非常に感じました。
困難な状況は続きますが、その優しさと明るさで必ず復興すると思いました。
遠く仙台から皆さんのことを想いつづけます。