プロジェクト

宮城県佐沼高等学校

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伝統校の歴史を継承し次代を創造する つながりと抜けをもつ校舎

旧制第二中学校から続く佐沼高校の歴史と記憶を継承し、登米地域の拠点校に相応しい豊かな学習・教育環境の創造を目指して計画しました。

正門と南門をつなぐキャンパスの軸となるモール(並木道)を設け、敷地内に点在する様々な場を、新校舎を中心に中庭や軒下空間でつないでいます。

モール沿いに新校舎へアプローチすると「エントランスひろば」が生徒を迎え入れます。

校舎に入ると多目的スペースが中庭(SAKOひろば)と連続して広がります。中庭のある「ロの字型」の平面はにぎわいの中心を生み出し、行き止まりのない回遊動線となります。

校舎中央2階に中庭と吹抜けのある階段室に面して図書室を配置、知の集積と学びの象徴としています。図書室を中心に水平方向・上下方向に活動が広がり視線がつながります。

屋外制作スペースを持つ美術室・音楽室は芸術の学びの場「アートコモンズ」として象徴的な円形の別棟とし、高校の特色と歴史を未来につなぐ場としています。

並木道を含め可能な限り樹木・緑地を保存し、全体として統一感と和を感じる色彩を基調とし、登米産木材と水平ラインで多様な場をつなぎ、伝統校らしい風格と品が感じられるデザインとしています。

岩根敦+福島直人+佐々木大

施設概要

場所
宮城県登米市
用途
高校
竣工年月
2025年9月
延べ面積
7,257㎡
構造
RC造、一部SRC造、S造
階数
地上3階

受賞歴