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2025台南国際建築トリエンナーレ 2025への参加

  • 研修関連
  • 2025.09.11|江田紳輔

台湾南部に位置する台南市は、1624年にオランダ人により貿易拠点が設置されてから400年の節目にあり、仙台市は台南市の友好都市であることから、昨年から台南市の各団体が仙台を訪れイベントを開催しています。

その流れで、私が所属する日本建築家協会(JIA)東北支部と台南市・建築家協会が、昨年(2024年)秋にせんだいメディアテークで建築イベントを共同開催しました。

今年は、7月から9月まで「台南国際建築トリエンナーレ2025」が台南市で開催され、JIA東北支部もパネル・模型を展示し、国際建築展に参加しました。

本展は、坂茂さんが設計した台南市美術館をメイン会場として開催され、「Re-turning Home(還。原点)」をテーマに、「家(Home)」「故郷(Hometown)」「創造(Originality)」「領域(Domain)」の4 つの視点から建築の未来を探る国際的な建築展です。

台南市建築協会とJIA東北支部との間での友好・協力の調印式も執り行われました。今後の協働的な活動への発展に期待します。

オープニングイベント後には、美術館まわりの庭園でオープンエアな晩餐会で歓待していただき、台湾らしい「食でもてなす文化」を堪能しました。

今回の取組みは、台湾と日本の建築文化をつなぎ、東北から世界へメッセージを発信するよい機会となりました。