南方認定こども園






























施設概要
場所
宮城県登米市南方町
用途
幼保連携型認定こども園
竣工年月
2025年3月
延べ面積
697.16㎡
構造
木造一部鉄骨造
階数
地上1階
こどもたちをやさしく守るだんだん屋根
近接する既存保育園がこども園へ移行することに伴う建替え計画です。
計画地は、田園風景が広がる自然豊かな環境に位置しています。周囲には市役所支所や道の駅などが集まり、町の賑わいも感じられるこの場所で、こどもたちがのびのびと過ごせる園舎を目指しました。
県道に面した三角形の敷地に、園庭を囲む形で園舎を配置しています。
北西からの強い季節風や、隣接する給食センターからの視線や音に配慮しつつ、囲われた安心感のある落ち着いた環境の中で、こどもたちが思いきり遊べる場を実現しています。
また、どこにいても園全体の雰囲気を感じられ、こどもたちを見守りやすい計画にもなっています。
園舎は、中央に位置する遊戯室から段々と軒が低くなる屋根が特徴です。棟をずらすことで分節され、高さの変化する屋根は、園庭側にはイエ型が連続するような賑やかな表情をつくり、ヒューマンスケールな 軒下空間を実現しています。一方で、外周側は軒の高さを統一し、唯一上り勾配としたエントランスの屋根が、こどもたちを優しく迎え入れる計画としています。
外部仕上げには、こどもたちの手が触れる高さの低い部分に木材を用い、温もりとメンテナンス性に配慮しています。内部空間は、こどもの背丈に合わせた出窓や本棚に囲まれた絵本コーナー、段々と高さが変わる天井など、こどもの五感を刺激するような多様な空間で構成しています。
担当者
岩根敦+佐々木大+阿部佳穂
受賞・メディア掲載
メディア掲載
建築ジャーナル2025年7月号



